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水星の逆行とやりとり分析

第三十一回:米山高史

ヨネさんこと、米山高史(よねやまたかふみ)です。

今回も星のお話から。

5月21日に太陽が「おうし座」から「ふたご座」に移りました。

「ふたご座」の支配星は「コミュニケーション」を司る「水星」

「水星」はギリシャ神話で「神々の使い」の役目を務めている

「ヘルメス」の星といわれています

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「コミュニケーション」は「連絡」「情報」といったことにつながり、

さらに発展して「商売」や「勉強」、「契約」

もちろん「やりとり」も「水星」の得意分野です。

水星の逆行

現在、水星は「ふたご座」にあり、「逆行」しています

「逆行」は、ある惑星が一定の期間逆に動いているようにみえる現象で、惑星が「惑う星」と呼ばれるようになった語源ともいわれています。

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西洋占星術の世界では、

水星が「逆行」している期間には

「連絡」や「情報伝達」がうまくいかなかったり

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「やりとり」がうまくいかずに、人間関係にトラブルがおこりやすい

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と言われています。

水星の逆行は年に3~4回おこるのですが、今回の逆行期間は5月30日~6月23日で、マダ始まったばかり……

実はこんな「やりとり」がうまくいかない時、役立つのがTAの「やりとり分析」です。

やりとり分析

TA(Transactional Analysis)には大切な4つの分析(Analysis)があります。

それが

・ 構造分析(Structural Analysis)

・ やりとり分析(Transactional Analysis)

・ ゲーム分析(Game Analysis)

・ 脚本分析(Script Analysis)

です。

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なかでも「やりとり分析」(Transactional Analysis)は英語で書くと

TA(Transactional Analysis)そのものと同じで、非常に重要な分析です。

エリック・バーンは著書「What Do You Say After You Say Hello?」で

「TA(transactional analysis)と呼ばれるのは、そのすべての枝葉を含むこのシステム全体であり、ここまで述べてきたひとつのやりとりの分析は、狭義のTA(transactional analysis proper)と呼ばれる。」

と区別しています。また

「これが構造分析の後の第2ステップとなる。やりとり分析はこの体系全体を厳密に定義する。主に科学的手法の訓練を受けてきた人にとってこれは興味深いものだろう。」

と、その有効性について述べています。

更にバーンは、刺激と反応の矢印が平行な上記の図のやりとり(相補交流)に加え、下記の図のように刺激と反応の矢印が交わるやりとり(交差交流)を紹介し、これら二つの交流を単純なレベル1のやりとりであると説明しています。

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(ヨネ注:2本の矢印が、必ず交わるわけではありませんが、平行ではありません。)

以前、私のブログ「特別なやりとり」(https://www.ta-shuharism.com/blog/740fc7dc6d2)の中でご紹介した「オプションズ」は、この「レベル1」のやりとり、特に交差交流の考え方を使ったものです。

レベル2のやりとり

相補交流、交差交流は単純な、レベル1のやりとりに加えて、潜在的なあるいはレベル2の、2つタイプのやりとりがあります。

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裏面交流を言われる「角度のあるやりとり」と「二重のやりとり」です。

上記の左の図で言うと、合理的に聞こえるセールストークなどは、表面上はAからAへのものですが、実際には反応する人のほかの自我状態―この場合はPかCの自我状態―を引っかけようとして出される刺激です。

AからAへの実線は明示的なレベルのやりとりを表しており、一方で点線は心理的なレベルのやりとりを表しています。

チナミニ、このレベル2のやりとりは、心理的なものなので、見た目では分からないこともあり、見定めるのは難しいです。

更に、やりとりを行っている当事者が、無意識のうちにこのタイプのやりとりを行っていることもあり、その場合には判断がより一層困難のものとなります。

このレベル2のやりとり(裏面交流)は、ゲームの原因となり、人間関係にトラブルを引き起こします。

けれど私たちは「やりとり分析」や「ゲーム分析」により、これらのやりとりを特定し、減らしていくことが出来ます。

自分や他人のレベル2のやりとりに気付けるようになった時、

あなたは人間関係のトラブルに巻き込まれることのない「やりとり」の達人になっていることでしょう!

ふたご座の新月

今月は、6/10の木曜日が「ふたご座」の新月です。

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西洋占星術では、新月のタイミングで願い事をすると、太陽と月のダブルのパワーを借りることが出来て、願い事が上手くいくと考えられています。

(以前のブログ「グレート・コンジャンクション」をご覧ください。)

太陽と月が完全に重なるのは6月10日の19時52分。

もし「新月のお願い」を「忘れてしまうかも……」という方は、「手帳にお願いを書いて」おいてもOKです。

水星が「逆行」している期間は

「連絡」や「情報伝達」がうまくいかなかったり、 

「やりとり」がうまくいかずに、人間関係にトラブルがおこりやすいなど

マイナスの面ばかりが強調されますが、

実は、様々なことを「見つめ直す」チャンスだと言われています。

ですから、今回の「ふたご座の新月」は

「〇〇の勉強を頑張りたい」

とか

「やりとりが上手になりたい」

というお願いはモチロン

「自分自身を見つめなおす」

キッカケにもなるかもしれませんよ!

1970年代のオリジナルから、最新のTAまで

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6/6(日)開催のWSは、第5回エリック・バーン記念科学省受賞論文

今回は「再決断と12の禁止令」です。

https://oh22.jimdofree.com/%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B/

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