ヨネさんこと、米山高史(よねやまたかふみ)です。
4月になって、新年度が始まりましたね。
新年度に入ると、入学式や入社式が行われます。
卒業式もそうですが、日本の入学式や入社式に似合うのが「さくら」です。
今年は暖かかったせいか日本各地で開花が早く、みなさんのお住いの地域でも、すでにさくらが満開の時期は過ぎてしまったかもしれません。
けれど、開花はもちろん、散って桜吹雪が舞う光景も、私たちにとっては実に印象的なものに感じられるのではないでしょうか。
さくらは「雅」な様を日本人の精神として表しているともいわれています。
さくらはヨーロッパ・西シベリア、日本、中国、米国、カナダなど、主に北半球の温帯に広範囲に自生しています。歴史的に日本文化に馴染み深い植物であり、その変異しやすい特質を利用して、特に日本で花見目的に多くの栽培品種が作出されてきました。
このうち観賞用として最も多く植えられているのがソメイヨシノです。
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
また、さくらの果実はサクランボまたはチェリーと呼ばれ、世界中で広く食用にされています。
さらに日本では、塩や梅酢に漬けたさくらの花や葉も食用にされています。
特に「桜餅」には、つぶつぶのお餅であんこを包んだ上方風の「道明寺桜餅」と、焼いたお餅の生地を2つ折りにした江戸風の長命寺桜餅の2種類があり、「春の季語」となるほどに親しまれています。
英語では、さくらの花のことを「Cherry blossom」(チェリー・ブロッサム)と呼ぶのが一般的です。
けれど、このように日本文化に強い影響を与えている「さくら」の花は、そのものズバリ
「Sakura」と呼ばれることも多いようです。
【英語になった日本語】
「Sakura」のように、英語になった日本語はほかにも見ることが出来ます。
「Sukiyaki」は、照り焼きソースと共に、甘辛い味付けとして欧米でも好まれており、坂本九の「上を向いて歩こう」の英・米題としても有名です。
「Karaoke」も日本発の文化として、世界で定着しつつあります。
もともとカラオケのカラは「空」、オケは「オーケストラ」の略で、楽団・楽隊による生演奏ではなく、レコードやテープで代用することを指したようです。
海外では、パブやバーで提供されるほうが多く、日本のように個室を用いたカラオケボックス形式は少なく、「Karaoke」の音を不快に感じる人も多いようです。
「Sukiyaki」や「Karaoke」のように、英語になった日本語は、日本文化が広く世界に知られる世になったから生まれたわけですが、これら日本語が英語になったのには、それとは別の理由があるかもしれません。
それは「Sakura」を含む、英語になった日本語には、英語では表現しきれない「唯一無二」の部分がある、からではないかと私は考えています。
つまり、入学式で舞い散る「Sakura」の「美しさ」や、家族や仲間と楽しむ「Sukiyaki」や「Karaoke」の「美味しさ」や「楽しさ」、といった「唯一無二」の部分が含まれているような気がするのです。
【「TA」と「交流分析」】
私たち「TA Shuharism研究会」も、日本語訳ともいえる「交流分析」ではなく、あえて「TA」を使っています。
「交流分析」は、米国で開発された心理療法TAを、池見 酉次郎(いけみ・ゆうじろう)先生が九大心療内科での治療経験をもとに、東洋思想の立場から再編成したものです。
その後の日本において「交流分析」は、質問紙法を用いた独自の「エゴグラム」と共に発展し、心理療法や教育の分野に大きく貢献してきました。
私たち「TA Shuharism研究会」は
「TA(Transactional Analysis)の創始者エリック・バーン(Eric Berne)博士の想いを尊重し、日本でTAを普及・発展させる」
ことを使命としています。
日本で発展し、日本社会に貢献してきた「交流分析」に最大限の敬意を払いつつも、私たち「TA Shuharism研究会」は、エリック・バーン博士の「唯一無二」の「TA」を、みなさんに伝えていきたいのです。
【おひつじ座の新月】
週明けの月曜日4/12は新月です。
西洋占星術では、新月のタイミングで願い事をすると、太陽と月のダブルのパワーを借りることが出来るので、願い事が上手くいくと考えられています。
(以前のブログ「グレート・コンジャンクション」をご覧ください。)
ちなみに、太陽と月が完全に重なるのは4月12日の午前11時31分です。
そして、今回は「情熱」を司る「火星」を支配星に持つ「おひつじ座」の新月。
「おひつじ座」は12星座の「トップバッター」。
「唯一無二」の存在で、非常に行動力のある星座と言われています。
そしてそれは「純粋さ」や「欲望に忠実である」ことにつながります。
ですから、おひつじ座の新月には
「自分らしく生きたい!」
とか
「○○の分野で1番になるために頑張る」
といった、お願いをするのが良いとされています。
もし、あなたが内向的な性格であったとしても
「トップになりたい!」という気持ちは、誰もが持っているものです。
「新月のお願い」を「忘れてしまうかも……」という方は
「手帳などにお願いを書いて」おくことから、試してみてはいかがでしょう。
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