最近、劇場映画『ONEPIECE FILM RED』を鑑賞してきた
ヨネさんこと、米山高史(よねやまたかふみ)です。
『ONE PIECE FILM RED』では、主人公の幼馴染である「ウタ」が登場&活躍するのですが
現在、私たちは「ワタの季節」を過ごしています。
(「ウタ」ではありません、念のため……汗)
8月7日から22日ごろまでは、二十四節気(にじゅうしせっき)では「処暑(しょしょ)」となります。
二十四節気とは、古代中国で考案された季節を表す方式で、1年を日数などよって24等分したものです。
また、この二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間のことを、七十二候(しちじゅうにこう)と言い、古代中国のものがそのまま使われている二十四節気に対し、七十二候は日本の気候風土に合うように改訂されています。
8月23日から27日ごろまでは、七十二候では「綿柎開(わたのはなしべひらく)」。
綿の実がはじけて、綿花がのぞく「ワタの季節」です。
「綿の実がはじけて、綿花がのぞく」ので、実は「綿花」というのは、花ではありません。
子房が発達して形成される朔果の内部の種子表面から白い綿毛が生じるので、これを繊維(木綿)として利用しているのです。
また、繊維を採取した後の種子から取られた綿実油は、食用油として利用されています。
日本では、綿布の生産は国家的な事業でした。
明治以降、政策により綿布の生産が強化されたこともあり、1930年代には綿布の輸出量が世界一となりましたが、その後は安価なアジア産の綿布に押され、生産量は減少しています
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
【 発達のサイクル(前回の復習!) 】
前回もご紹介しましたが、
1984年にエリック・バーン記念科学賞を受賞したパム・レヴィンは,その研究成果である論文「発達のサイクル」で、幼児期の成長の段階を6つのステージに分類しました。
また、私達の成長が「サイクル」であると考え、7つ目のステージとなる「成人期」は最初の6つの(ステージの)繰り返しで、「成人期の(思考や行動の)パターンは、自然の成長の段階のように周期的で、幼児期の成長の段階の継続に基づく。」と述べています。
「ステージ6」は、「ステージ1」から「ステージ5」を統合し、
「ステージ7」は、最初の6つの「繰り返し」となります。
パム・レヴィンは「発達のサイクル」の中で次のように述べています
Whatever our role or age or circumstance, the cycle ofdevelopment is the ring of power within which we can grow and reap the fruits of life.
「私達の役割、あるいは年齢、あるいは環境が何であれ、発達のサイクルはパワーのリングで、その中で私達は成長し、人生の果実を得ることができるのです。」
1982年当時には、発達段階は次の発達ための建築用ブロックであると考える「線形モデル」が主流でした。
そのためこの「繰り返すことができる」という考え方は、当時のセラピスト達にとって大きな希望となり、非常に好意的に受け入れられました。
ステージ2(行動するパワー)
ステージ1(誕生 ~ 6ヶ月)では、「お世話されたい」「食べ物を与えられたい」「触れられたい」という要求に対応し、私たちは「存在するパワー」を発達させました。
しかし次の、ステージ2 ( 6~ 18ヶ月)「世界を探検し、直接の行動を通じて私たちの感覚を育てる」必要も、生涯に渡って続きます。ここで私たちは「行動するパワー」を発達させます。
6ヶ月から18ヶ月までのよちよち歩きの幼児のように、私たちがまず自分のA1(小さな教授)を育てる時、自分の「行動するパワー」を発達させるために、強烈な好奇心の時期に戻ります。
パム・レヴィンは「発達のサイクル」の中で、このような状態にある人の例を挙げています。
「私は5歳の時からずっと、学校に通っている。」とある研修医が言いました。:
「そして私はもうすぐ28歳です。私はあまりにも閉じ込められてきました。私は、世界の残りの部分がどうなっているか知りません。私は専門領域あるいは研修期間についての決定を延期しています。私は、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、日本、チベット、そしてスイスのハイキングツアーに参加しようとしています。私はそこにどのように適合したいのか見つけ出す前に、世の中には何があるか知る必要があるのです。」
パム・レヴィンはこの時期の私たちを、
「ちょうど新しい芽を発芽させている種」のようなもの、と述べています。
-私たちのエネルギーは新たに爆発しており、ほとんど毎日の様に新しい成長を目にすることができます。
このステージは、行動のための時間です;
たとえ自分が何を捜しているか前もって知らなくても、探すための時間なのです。
まだ理解されていない何かを知ろうと求める時、私たちは自分の道を見つけます。
私たちは「世界に出て、探検し、私たちの感覚を養い、それでもやはり支援を受けてOKである」と、決める必要があります。
私たちは 「世界はどんなものであるか?」見てみることを待ちきれません。
はじけ飛ぶ「綿花」のように
私たちは起きあがり、行って、動きまわり、匂いを嗅ぎ、味わい、触れて、見て、探検したいのです!
【 惑星の逆行について 】
7月29日から木星が「逆行」しています
「逆行」はある惑星が一定の期間逆に動いているようにみえる現象で、惑星が「惑う星」と呼ばれるようになった語源ともいわれています。
また、8月24日から天王星が逆行をはじめたことにより、「トランス・サタニアン」(土星外惑星)と呼ばれる土星よりも外側を公転する3惑星「天王星」「海王星」「冥王星」全部が逆行することになりました。
これに6月5日から逆行している「土星」を加え、現在、地球から最も遠い5つの惑星が逆行しています。
地球から遠く離れている惑星は「時代」や「社会」に「少しづつですが、長期」に渡って、影響を及ぼすと考えられています。
「時代」や「社会」に大きな変化が起こっているように感じられます。
こんな時期だからこそ、時代を「見極め」、あなたの新しい「芽」を探し始めてはいかがでしょうか。
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(参考文献)
〇 Levin-Landheer, P. 「The cycle of development」TAJ1982, 12, p129–139