みなさん、こんにちは!青沼です。
11月5日日曜日の夜、なななんと、阪神タイガースが38年ぶりに日本一に輝きました~~
10歳で岡山から関西に移り住み53年めの秋。
すでに99%関西人に変身している私は、案外『あれのあれ』がめっちゃうれしいです💖
さて、TVから聞こえる歓声が気になりつつ…
今回は私の〖自己啓発〗について書かせてもらいます。
その1 別の事を始めるの巻
今年から私はあるコーチングスクールに通っています。といってもZoomですが。
関東にある実力派のコーチ陣がそろっているスクールです。
コーチングを学べるスクールは結構数がありますが、
どうしてそこを選んだか? ですが…
説明会を担当した「その指導者/コーチが自分に合っていた」から!(^^)!(たんじゅ~~ん)
実は私、昨年秋ごろからスクールを探していました。
昨今は、説明会を開くスクールが多いですね。
で、昨年あるスクールの説明会に参加したのですが、これがな~~んか違うきがする…(苦笑)
そこは、すごく系統立てられていて、学習するための書籍などもきちんとしている。
2名のコーチが担当し、さまざまなメリットも説明してくれるし、1日コースも受講してみた。
でも、な~~~んか自分にはそこが合わない(気がする…)
(理由は、最後に述べますね)
で、ダメかな、この業界との相性は良くないのかな……なんて思っていたのです。
が、今年に入って別のスクールの説明会+体験に参加したら、あらびっくり!
すんなりその場に打ち解けられたので、速攻でそこの受講を決めました。
現在、コーチングのイロハを、多彩な仲間と夜な夜な学んでいます。
自分に合っている! と判断できたその説明会の時のコーチが、現在の講座の先生です。
いや、実際のところ内容はだいたい知っているのですよ、わたし(*^^*)
かつて、PHP研究所が開催していたコーチング(この時はビジネスコーチングです)講座も受講したし、先輩がやっていた「アクションラーニング」なども勉強してたりしますしね。
じゃあ、なぜ、コーチング業界で“一から”学ぼうと思ったのか?
教育分野のTAの大母・故Jean Illsley Clarke先生の教えに従ったからなのです。
昨年夏に翻訳本を仲間と出しました。『教育分野のTA』です。
その本の最後の章が、Jean 先生の寄稿文であることは、編者らの彼女に対する想いが伝わるし、
そして亡くなった今でも、その章の中に彼女は生き生きと居らっしゃるのです!!
原本は英語で2014年に出版されていますから、当時先生もまだお元気でした。
で、日本語に翻訳してもなお、元の文章が詩的で素晴らしく、読み手も生き生きと読める。
Jean先生は、こう綴っています。
専門的成長に関する考え
『……それ故に、教育者としての仕事の半分は自分本来の仕事の内容や技能を更新し続けることであり、残りの半分が自分自身について学び続けることだ。』
Chap22 p.305~306
どうですか、みなさん? グッときませんか?
私、この10月で63歳、講師業23年、TA歴18年、キャリコン歴20年。
そろそろ、もうええかな~~~って感じることが多くなってきていたのです、実際。
でも、この本の最後の章からは、大好きなJean先生の叱咤激励が聞こえてくるのです。
そして専門家で居続けるための先生からの助言の要約は、
1.最新の脳研究に注意を払うこと
2.いくつかの専門的組織で活動すること
3.社会学者により書かれた本を読み、大局的見地と自分がすることを関連させる
4.意欲を掻き立てられるTAの本に定期的に戻る
5.影響力のある風になる-強みの強化、他者からのストローク
6.毎日、笑いと喜びのための余地を作る
で、私はここ数年、この部分をJean先生の遺言のように事ある毎に噛みしめておりまして……。
その中でも特に、2の「いくつかの専門的組織に……」の部分が昨年来ずっと気にかかっていて、
年末に、これについては、現行のキャリコンとTA以外の組織で! と決めました。
専門的組織に関わる目的は、何と言っても自己成長/スキルを向上させるためです。
ではどこを伸ばしたいか? と自問し、今の自分に不足している〖質問力〗を伸ばす!と答え、そのためにコーチングを再度学ぶことにしました。
この辺りから私のワーキングスタイルの強化行動Be Perfectが脳内で応援演説を始めます……
学ぶならば、きちんとした組織で資格に結びつく組織が良いね! となり……
で、今年春に決め、夏から、夜な夜なその講座へ参加しているということになります。
めでたし、めでたし
じゃなくって、ここからが今回の言いたいこと
その2 隣の芝生から見た景色は・・・
夏から始まった講座は月に3回程度、夜な夜な3時間。
コーチングの基本をそのスクールのメソッドにそって合計60時間で丁寧に学びます。
でも学んだだけでは腕が上がりません!練習しなきゃ!!
で、実践知を目指して、仲間や関係者と練習したり、仕事上でもこれまで以上にコーチング・メソッドをガンガン取り入れています。
そうするすることでスキルは自然と上がりますし・・・
しかし講座が進み、練習をどんどんすればするほど、自分の未熟さに気づく( ゚Д゚)ことも多くなり、皆が一回はしょんぼりするなんて場面があります。
そういう時に、お互いに励ましあうやりとりも増えてきて、「仲間の絆」みたいなものも生れてきます。
私のグループはみんな人間的に素晴らしいメンバーです。
練習の中で、1人1人が自分の課題を発見し内省し考察していきます。
真摯に取り組み、仲間を肯定的にストロークする力がみんなにある。
これ、すごいことだな~~と感心しています。
1人としてすねたり、反抗したり、さぼったりしていない!
このグループの親和性を見てみると
・全員が専門性の高い職業人であること
・講師も同様で、サラリーマンから一念発起し起業した講師であること
・講師ともにみながコーチングスキルの向上と社会貢献を目指していること
・全員が、時間とお金を投資し、自身の発達成長に真剣であること
更にこのスクールは国際コーチング連盟日本支部から公認されたコースであるために、
ほとんどの人が基本的には国際資格レベルを目指して訓練しているからかな~~と思います。
Jean先生へ
「先生、私は今、TA以外のコミュニティで学ぶことが多くあります。目標に向かって腕を磨き合うことの楽しさや、立ちはだかるスキルの壁への苦しさや、仲間の能力へのジェラシーや、仲間からの言葉がけのうれしさを、今TAメンバー以外の人達と味わっています。」
講座が始まり数ヶ月経過した現在。当然ですが、TA好きの私の素性も皆にバレていて、
「すごいですね、国際協会の資格なんですか!」
などといっぱいストロークくれるんですが、
いやいや、一緒だよ、コーチング好きかTA好きかだけだよ~~~~って言う(笑)
で、彼らと関わり、関係性をキープし、そこで学び合い、気づいたことがあります。
私のTA仲間もそうなんですよね……
みんな、TAに向き合い、習得しようと真摯に学んでいる
みんな、TAの資格をとるために、相当自分を追い込んでいる
みんな、TAを必要な人に届けるために、奔走している
みんな、TAを生きよう! としている
弊会にご参加の皆さんが、どれほど自分の人生の限りある時間と労力を投資して、エリックバーンのTAを学び取ろうとしているのか……を改めて考える良い機会になりました。
時に、となりの芝生は青く見える ←あんまりいい表現ではないのかな?
だから、となりの芝生に足を踏み入れてみて、初めて分かることが山ほどある!!
良いことも、そうでないことも…
TAと弊会の講座を選んでくださっている参加者の皆様と講師として協力してくださるメンバーに、心から感謝いたします。
今年もあと2か月、最後まで講座の品質向上に務めます。
また現在、来年の計画を練る時期です。
さらに楽しく・深く学べる講座を企画します!
阪神タイガースばんざ~~い!! TAばんざ~~い!!
謎解き:
なぜ最初の講座説明会がしっくりこなかったのか? ですが、「人格適応論」でいうと
講座担当コーチの一人が[演技型]であり、[ワーカーホリック+パラノイア型]の私とは最初の段階で“合わなかった”からだと、後で気づいた次第です…とほほ。
人格適応論に関しては『TA TODAY第2版』などでご確認くださいね。