今年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。
あべともこ
と、
TAシュハリズム研究会代表理事青沼さんと
同じような言葉でスタートします。
年末に美容室に行き、
ここ10年以上担当してくださっている
ヘア・スタイリストさんから
「私が知っている限り初めての
あべ先生のゆっくりモードの年末ですね」
と言われました……あちゃ!
このスタイリストさんは、シャンプーをすると
私の生活状況が、文字通り手に取るようにわかる人なのです。
最初の頃は、「ふん!」と思ったりもした私ですが、
いつの間にか、
私の頭パツパツ状態をわかってくれる人の一人となりました。
彼女のヘッドスパで
おめめパッチリ、頭スッキリモードになる私です。
その彼女のコメントを今年も素直に受けとめました。
ということで、
ここからどう、今月のテーマにつながるのか???
私の今月のテーマは、
『今年は、今までとは異なるやり方や考え方、気持ちの持ち方で進めてみよう!』
というお話です。
今回の内容は、
書籍からの知識や、人から聴く内容と、自分の体験からのお話です。
専門家の方からの視点では、異論もあるかもしれませんが、
ご了解いただけるとありがたいです。
2020年12月頃から、
「土の時代」から「風の時代」への移行
なんてことをよく耳にされたのではないでしょうか?
なんのこっちゃ?って思われた方も多いと思います。
私もその一人でした。
お空に見える星座と惑星の配置によって起こる
地球への影響を「土の時代」とか「風の時代」とかの
名称であらわされているようです。
気になる方は、インターネット等で調べてみてください。
「土」はまさしく土壌なので、
地盤、安定、属性、固定という意味合いを持っていると言われています。
それに対して
「風」は、滞っていることはまれで、
常に流れている、動いているイメージがあります。
どちらかというと「風が止まっている」凪状態は
個人的には好きではありません。
そよぐ風のように自由に動いているイメージがあるのが好きです。
でも、台風の時にように疾風・強風になる時もあります。
土の時代では、
どこかに属しているとか、そこで生まれ育つもの、
その地に縁のあるものが安心の材料であったり、
もてはやされたり、価値観のある時期だったと思われます。
社会では、ある会社や仕事に就くことが当たり前でしたし、
周囲と同じであることが、ある種の安心感や居場所感、
アイデンティティを共にする人間関係を大切にしていました。
でも、
風の時代になると、そのように目に見えるものや
周囲が同じ視点で見るようなある種の固定的な概念が少なくなり、
いろいろな情報や異なる経験、
一つのところに集まってできる固定的な人脈ではない
流動性のある人達との人間関係が思い浮かびます。
常に一つの形や答えや考えの土台あるわけではないというイメージです。
こんなことを考えていて、一番そうよね!と思ったことがあります。
特に私の仕事である研修とか教育というものを進めるスタイルとして、
以前は、研修あるいは、教育現場はすべてほぼ100%対面でした。
それが、コロナという外界からの圧(ちょうど2020年1月頃から)で、
いっきにオンラインという非対面での研修や教育が進みました。
家族とのつながりさえ、対面でなく
オンラインでのやりとりを強いられた時もあり
それぞれが不便を感じたり、
オンラインでの面会に救いを得たりと
今までと異なる体験をしはじめました。
まさしく「土の時代」から「風の時代」の始まりを体感し始めた
出来事だと私は思っています。
こんな時代の変化をTA的視点で視ると・・・
TA教育分野の私の得意とするところなのです。
今までの人間関係は、周囲をよく見て、周囲と合わせることを先行し、
自分本来が持つ夢や希望をあきらめたり、ちょっと脇に置いてみたり、
先延ばしにしたりすることも多かったかもしれません。
ブツブツ言うこともあったかもしれませんが、・・・
おなじみのシンビオシスのダイヤグラムです
おおむね、日本の家庭や社会ではこのスタイルが定番でした。
今からは、もっと自由な選択肢を
自分で創り出すこともあり得るということです。
ある場面では「属する」ことを大切にしながらも
「自分らしさ」の発展、進展をスピードアップさせたり、
具現化してもいい時代、可能な時代になってきたと思っています。
実際、数年前から複業、副業、兼業という
新しいワーキングスタイルが受け入れられる時代になってきていましたね。
仕事のやり方、幅が拡がりました。
いいですよね。
多様性(Diversity)、持続可能な開発目標(SDGs)も
一つの視点からの考えや行動を推し進めるのではなく、
いろいろな違いを認め合いながら、
今までと異なる考えや行動を起こし、
ひとり一人が住みやすくする社会を創ろうという動きは、
数年前から始まっています。
TA的に言うと、
今まである種のシンビオティック(シンビオシス)な関係で
きていた私達それぞれが、
自分自身の(P)(A)(C)を破線ではなく、
実線で描けるように
自分自身を変化・成長させることが重要になってきます。
上に描いたダイヤグラムのブルーのラインを取っ払うイメージです・
でも急に
・もう私はあなたの面倒をみません。
・私はもう、指示や命令をしません。
・私はあなたに細かなことまでとやかく言いません。
・私はあなたの言いなりにはなりません。
・私はあなたに何でもかんでも甘えません。
なんてなりえないですし、
そんな極端なことではないのです。
でも、そろそろ
「自分のことは自分で考えてね。
私は私のことを考え、自分のしたいことをします」
「一緒にできることをやっていきましょう」
という時間が多くなってくると思われます。
TAでいう、「自律」ですね。
I am OK-You are OKで末永くお付き合いする関係です。
自分自身の(P)と(A)そして(C)の部分を活性化する必要があります。
何を大切に生きているのか?
何を守りたいのか?
何をしたいのか?
どんなふうに実現するのか?
・・・・・
そして、共にHappyで人生を生きる。
仕事をし、遊び、助け合う関係。
一緒に考えていきたいと思います。
新しい風の時代を楽しむために、
自分自身(自我状態)のバージョンをアップデートしませんか?
#TA101
#自我状態構造モデル
#自我状態機能モデル
#TAメンター🄬養成コース